寒中水泳でミトコンドリアを増やす?妊活・ダイエット向け
ミトコンドリアとは体内のエネルギーを作る細胞小器官のことです。ミトコンドリアを増やすことで基礎代謝の増加が見込まれることから、ダイエットの方を中心にミトコンドリアを増やす方法が検討されています。また、妊活の現場でもミトコンドリアを増やすことで、生殖器の機能を高め妊娠に繋げようとする方法が最近話題となっています。
今回は「寒さ」に注目してミトコンドリアを増やす方法を紹介します。
寒さでミトコンドリアが増える
マウスを使った研究で、体内が「寒い」と認識することによって、体内のミトコンドリアが増えることがマウスを使った研究によって明らかとなっています。
というのもミトコンドリアは体内のエネルギーを産生する器官であるため、恒温動物である哺乳類は、寒い時にエネルギーを産生し、体温を上げる必要があるからです。
そこで実際にどの温度がミトコンドリアを増やすのに最も効果的か調べられました。
すると、「4℃、1時間」がマウスにとって最もミトコンドリアの増える温度・時間であることが分かりました。。
ヒトにとってミトコンドリアを増やせる温度は?
マウスの場合体毛を持っているため、裸のヒトと比べると寒さへの抵抗が強そうです。
そこで裸のヒトが最もミトコンドリアを増やせる時間を検討したところ「12℃、10分間」が適していることが分かりました。
大体井戸水の温度が15℃になるため、かなり低い温度となります。
そしてこの「12℃、10分間」という温度・時間は寒中水泳にで初級者向けに設定されている温度ということが分かりました。
寒中水泳の経験者であれば、低い水温でも長時間入っていることは出来ますが、寒中水泳初心者であれば、低い水温に入り続けることはかなりのきついです。
健康に害を与えないが、最も寒中水泳の効果を期待できる温度を、長年の知識と経験から導き出していった結果、科学的な裏付けを導き出すことに成功したのです。
まとめ
ここでは寒さによってミトコンドリアを増やす最適な温度を紹介しました。
寒中水泳に使われる温度・時間のため、慣れるまではかなり寒いと思います。しかし寒いと体が認識しなければ、エネルギーを作る必要がないため、ミトコンドリアを増やす必要がなくなってしまいます。
初めはきついかもしれませんが、寒さに耐えてミトコンドリアを増やし、基礎代謝を上げてダイエットに繋げましょう。
妊活されている方はやりすぎに注意して、寒さを利用してミトコンドリアを増やし、妊娠へと繋げてください。
他の妊活の方法に関してはこちらを参考にしてください。